sakebara~酒と薔薇の日々~

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何だかもうホントにすいません。
こんなヤツですが。

キクチ。

Author:キクチ。
別名:
マリーだったり
西園寺薫子だったり
くんこだったり

最近、書いたこと。
暦。

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愛の言の葉。
ほぼ、意味ナシ。

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20080424 Thu
『結』・・・4回も引っ張るとは思わなかった。 

『結』・・・4回も引っ張るとは思わなかった。 

「お姉さん聞いて聞いてーーー!
  Kさんにね、映画誘われたのーーー!」
「すごーい!良かったねー!」

バイトの帰り、緑川さんとSちゃんとゴハンを食べながら
私は有頂天になって報告していました。

「もう、最初はどうなるかと思ったけど
  薫子ってさ、いっつも何とかなっちゃうんだよね」

その頃の私の、上下が激しいテンションの揺れに
イヤと言うほどつきあわされていたSちゃんに
やれやれって感じで言われていました。

私がKさんのことで喜んだり落ち込んだりするのを
二人は間近で見ていたのでとりあえずは、良かったねと。

緑川さんの結婚式の二次会には
Kさんと一緒に来れば?などと言われたりして
ホントにそうなったらいいなー・・・と思っていました。

っつーか、半分以上は本気で思ってました。

だから「実は緑川さんが好きだ」と言われても
彼女が来年結婚するということを
Kさんに言うべきかどうしようか迷いました。

だって「誰にも言っちゃダメ」なんですから・・
でも、後で知ったらショックだよね・・・

真ん前に立っているKさんの顔を見上げることができなくて
Tシャツの首の辺りをずっと見ていました。

そして、就職が決まったのを機に一人暮らしを始めるということ
夏休みいっぱいでバイト先が都内の支店になるということも
そのときに聞いたんです。

どーしてこう、次から次へと。il||li_| ̄|〇il||li

でも、変化する彼の生活の中には自分がいないという事実を
受け入れることに全力を尽くしました。
彼がいなくなることよりも、その日の午前中までの
自分の舞い上がりっぷりを情けない・・というか
遅ればせながら恥ずかしくなり始めていたんで
そっちの方でショックが和らいだのかもしれません。

景色が流れる窓の外を眺めながら
あー・・明日、誕生日なのになー・・と思い
バイト入れてたけど、休ませてもらおっかなー・・・
と考えていました。

その頃から涙腺が人より緩かった私が泣くのを堪えたのは立派。
自分で言うのもナンだけど偉いです。まー電車の中だったしね・・・
頑張った!(んだと思う)<( ̄┏Д┓ ̄)>えっへん!

私が降りる駅に着いたとき
次の駅で降りるはずのKさんは当然のように電車を降りました。
なんで?という顔をしたんだと思います。
「どうしたの?」と聞かれてしまい、言葉が出ませんでした。
だけど、階段に向かって歩き出すKさんを追わずに言ったんです。
「一人で帰れるから大丈夫。今日はお見送りします」
Kさんは、驚いた顔をして私の前に戻って来ました。
「何言ってるの?一人で帰せるわけないでしょ」
「うん、でも大丈夫だから。いつも送ってもらって悪いし」
「悪いとかいう問題じゃないよ?急にどうした?」
「何でもない。ただお見送りしたいだけ。
             だから次の電車に乗ってね」

うん、かーなり猫被ってましたねあの頃。今だったら
「何でもねーっつってんじゃん!いーから!
       次来たら乗ってねマジで!!」ってとこでしょうか。

「送る」「いらない」攻防の末、勝利を収めた私は
15分後に来た電車に乗った彼を見送りました。

「後で電話するから、ちゃんと帰るんだよ?」

念を押されましたが、返事はできませんでした。
電車が行って、ホームに誰もいなくなってからゆっくり階段を降り
改札を出て、なるべく人通りのない電話ボックスに入りました。

・・・ケータイ、無い時代。そこら中に、公衆電話があった時代。

「今どこー?とうとうお泊り決定~?」という
Sちゃんの明るい声を聞いたとたんに、涙腺崩壊。
「ちょっと!薫子?どうしたの?」
そりゃあびっくりするよね。いきなり嗚咽。

話ができるようになるまで、少し時間がかかりました。
何とか会話ができるようになっても
ずっと泣いていたので良く聞き取れなかったと思います。
「・・・今から行ってもいい?」
「いいけど、来られる?あたしがそっちに行こうか?」
「いい・・アタシが行く。こんな顔でウチ帰れない」

あー・・・終わったな~・・と思いながら、ずっと泣いてました。
だって止まらない。我慢してた時間が長過ぎた模様。
そんなぐちゃぐちゃな顔でバスに乗る勇気はなかったので
タクシーでSちゃんちに行ったんです。

もしお泊まりする事になったらアリバイはバッチリ!
な状況まで作ってといて
ホントにSちゃんちに泊まってしまうという間抜けっぷり。
お母さん、アナタの娘は嘘つきにはなれませんでした。
・・・このときは。

Sちゃんちでえぐえぐ泣いて、豪快なSちゃんママに
「よし!今日は飲もう!」とか言われて(未成年)
缶ビール1本も飲みきれないでダウンしました。
次の日、恐ろしく腫れた顔のままSちゃんとこからバイト出勤。
Kさんが遅番だということは知っていたので午後からは
トイレはダッシュで行ってダッシュで帰ってくる。
店には出ないで、バックルームで裾上げのスカートやパンツに
ミシンをダカダカかけてました。わー働き者。

「昨日、どうだった?」と聞いてきた緑川さんは
泣き腫らした私の顔を見て驚いてました。そりゃそーだ。
「何かあったの?」
「うーん・・何か・・って言うか・・ダメだった」
「ダメだったって?」
「あー・・・っとねー、好きな人がいるんだってKさん」

それはお姉さんだよ・・とは言えませんでした。
困るもんねそんなこと言われても。

私が緑川さんだったら、Kさんに好きになってもらえたのかなー・・・

・・・まー甚だ疑問ですが。

「それでね、今月いっぱいでバイト辞めるんだって」
「ウソ!・・・薫子ちゃん、いいの?」

いいも悪いも・・・ねえ?
私、何か言える立場じゃないし。

「あのね、こんなときに言うのもナンだけど
       実は私も今月いっぱいで辞めるの」
「・・・はい?」
「・・・赤ちゃんができたの・・」

でええ~~~~~~???Σ(゚Д゚;)

2ヶ月を過ぎて、3ヶ月目に入るところだと。

「順序が逆になっちゃって、親が大怒りで大変なのよ」

や、それは仕方ないでしょう・・・
でも、緑川さんは幸せそうでした。体調は悪そうでしたが
旦那さま(予定)がすぐそばにいるんだもんね。

何だかいろいろと重なり過ぎた夏だったです。

ただ、どっかで吹っ切れたのもホントで
確かに渋谷の後の3.4日はキツかった・・・けど
その後は普通に接するように頑張りました。
Kさんのお店にも行ったし、遇えば挨拶をしたし。
さすがに変だと思われたのか
食事やお茶には誘われなくなりましたが
とにかく、あと10日・・・あと1週間と
早く夏休みが終わることを願っていましたね。
学生時代、後にも先にも
もう休みいらない・・と思ったのはこのときだけですよ。

夏休み最後の日、私は遅番でした・・・緑川さんもKさんも。
すごい複雑な気持ちで仕事をしてたら
Sちゃんに言われたんです。

「さっきKさんに『薫子ちゃんに、帰り待っててって言ってくれる?』
  って言われたけど、どうする?薫子がイヤだったら
          アタシからKさんに言ってあげようか?」

一瞬、どうしようかと思いました。
もう、話すことは無いしね・・・
でも、自分の中でも区切りがついていたし・・・
最後だし、ちゃんと挨拶くらいはしたいな・・と。
あー・・こんなカッコしてくるんじゃなかった・・とか思ながら
Sちゃんと従業員通用口出たら、そこにKさんがいました。
そして、花束を抱えた緑川さんと、旦那(予定)の店長が!!

「今ね、みんなでお茶でも飲まない?って言ってたの」
緑川さんが美しく笑ったその顔を見て
誰がイヤだと言えるでしょう・・・言えません。

Sちゃんと、もう一人・・別のフロアでバイトしてたSちゃんの彼氏。
総勢6名様ご案内。ひー。何このメンバー。
ものごっそ不自然な会話と作り笑い。
盛り上がってるのは緑川さんと店長だけという
ある意味非常にイタイ送別会。

今、思い出してもいたたまれなくなります。

帰り際、緑川さんがひと言
「じゃあKさん、薫子ちゃんのことお願いね」
などと余計なことを言ってくれたので送ってもらったんですが
お互いに何やら気が抜けた感じで
「緑川さんの幸せにかんぱーい!」とか言いながら
自販機で買ったコーラを振り回しーの
お酒も入ってないのに、ぎゃーぎゃ-大騒ぎしーの
10分の道のりを1時間かけて帰りました。

最後の言葉は「じゃあ、元気で」

うん、まあキレイには終われなかったけどこんなもんかなって。
いつも、送ってもらったときは
姿が見えなくなるまで家に入らなかったんですが
そのときは、すぐ家に入りました。

涙が出たのは、残ったコーラを一気飲みしたからだと思います。

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